新年あけまして

2019年01月03日(木) 20:17

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


ふと、昨年から体調を崩されている植松伸夫師匠のことが気になり、ネットで検索をかけてみたところ、以前見たインタビュー記事をまた見ることになりました。



奇跡のような20年間だった。―『FF』の植松伸夫が語るスクウェア時代と今、未来


ここに、ゲーム音楽業界を目指す若手へのメッセージが書かれているので、引用させていただこうかなと思います。


"「今の人は僕なんかよりずっとずっと譜面も読めるし知識もあるし、コンピューターだって使える。

ただ、さっきも言った通り、みんな “同じこと” をしようとするんだよね。映画みたいなカッコいい曲をつくりたい! とそればかり。でもそれって、『ファッション雑誌で着ている洋服を着たい』って言ってるのと同じなんだよ。

同人誌みたいなのでいいからさ、図太く、自分なりの美意識や価値観に忠実になってほしい。

華々しい花火のような音楽ばかりがもてはやされるけど、地味でもいい音楽はたくさんある。それも必要とされているものなんだよ。流行歌は、それが書ける人が書けばいいの。

『こんなことしたら、俺のこと、こう思われちゃうかも……』とか、そんなのどうでもいいじゃん! 
“自分は” 本当は何が好きなのか。それが一番大切だよ。

自分は自分。自分が好きなものに、ウソはつかないこと。

人の目がイヤなら、環境を変えたらいいだけの話。今決めれば、変えられるんだよ。」


筆者自身もそうなのだが、人の目を気にしがちな人は多い。未来を憂いて、なかなか「変えよう」とする決断ができない。

いったい何が決断をにぶらせているのか。それについて、植松さんはこう言い切った。


「めんどくさいからだよ。 
新しいことをやるのって、めんどうなんだよ。勇気もいるしね。でも、先のことを考えられるんだったらさ、予言者で食っていけるっての(笑)。」


確かに、その通りだ。 
ただ、みんなめんどうなことを「後回し」にしているだけなのだ。


「……まあそういう僕もね、昔から心配性で。なかなか一気に踏み出す勇気がないタイプなの。でもだからこそ、ちっちゃな一歩を地道に続けているんだと思う。

でもこうして大人になってみると……思っているほど、やっかいなことはあまりなかったと感じています。

みんなつい難しく考えすぎちゃうけれど、現実って自分が考えているほどでもないんだって、伝えたいですね。

もちろん、やりたいことに対して思い切って飛び込む手もある。けれど、僕みたいに、自分で踏める階段を重ねていく生き方もあります。

いずれにしても、何か自分のやりたいことを実現させていくように進めば、楽しいですよ。

みんな、生きたいように生きてほしいな。」

"
植松さん、いいことおっしゃるなぁと。
実は去年同人活動が10年を迎えたこともあって、同人活動は一区切りかなーと思っていたタイミングだったんですが、見事にノックアウト。自分なりの美意識や価値観に忠実になるタイミングかなと私も思いました。
今の人たちは確かに譜面も読めるし機械を扱うのも得意。でも同じものが生まれてくるのはすぎやまこういち先生の弁を借りるなら、偏食家が多いから、なんだそうです。もっと私も語彙を増やそうと思いました。

私がクオリティもそこそこに曲を発表するのって、自分の技術が未熟なのもあるんですが、植松さんの影響って強いんですよね。はやく元気になってほしいです。植松さん。

なんかしっぽりした記事になっちゃいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。オーケストラを書いていく年にしますので、バリバリ行きます。

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