CHIP-HOPについての考察

2018年10月22日(月) 20:00

こんにちは。何やらゲームとHIP-HOP系とても賑わっていますね。


私は普段はアメリカ人のラッパーさんと音楽をしていることもあって、何かと縁のあるジャンルです。

CHIPTUNEとHIP-HOPを組み合わせて「CHIP-HOP」と我々は呼んでいますが、波が日本にきたようで嬉しいですね。

CHIP-HOPの代表作品にはこんな曲があります。


Mega Ran[Splash Woman]


Mega Ranのおなじみのトラックでロックマン9をベースにラップリミックスが施されたトラックです。

Mega RanはCAPCOMのオフィシャルのライセンスを持っていて、各方面で影響力の強い人物ですね。

ビートはDJ DN3さんだったかなと思います。日本でちょっとだけ会ったことがありました。


さて、CHIP-HOPを作る上で皆さん苦労される問題にテンポの問題があるかと思います。

簡単に言うとサントラやNSFから抜きだしたデータとテンポが同期できないという問題です。

これはファミコンが8bitだから起こる計算式が成り立つというのが一つ大きな要因としてあります。

まず、ファミコンは0から7の8bitなので、綺麗な演算式というのが成り立ちません。

この話題でよく出てくるのがファミコンの高音はピッチが不安定だということ。

ドラクエではよくこの不安定な音色をメロディーにあてるという手法が用いられています。(例えばおおぞらをとぶのメロディーとかですね。)


さて、テンポの問題を解決するには表を見ながら格闘するしかないかなと思います。


@tによるテンポ指定とBPMの関係


調べてみたところ、当時の作曲陣は人によってはこのテンポの端数を暗記していたみたいですね。

ゴロ合わせとかもあるみたいです。


私は私でサンプリングも面白いのかなーと思ってこんなトラックを作ってみては没にしています。


期間限定公開です。リンク切れてたらごめんなさいのドラクエ2.


こっちのほうがおそらくクオリティは高く感じるかなと思います。データも綺麗ですしね。実機に近い出力です。

というところで、私がこういうトラックを使わないのは著作権の問題と自分の成長の問題があります。


多くの人が思うと思いますが、データをサンプリングしてドラムを乗せるだけだったら誰でもできるだろう。

そしてそのトラックには著作権上の問題があるだろうと考えると思います。

私が聞き手だったら「パクリでしょ?」っていうと思うんですよね。


後は自分の成長の問題。

ドラクエは本当に面白い曲がたくさんあって宝庫です。

それをコピーするのは将来の自分のためになるのかなという思いもあって、表にだしている音源になっていたりします。


何はともあれ、面白い曲がたくさんでてくるのを期待しております。

私も頑張ります。

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